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「聲の形」西宮家の強さ

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突然ですが皆さんは「聲の形」を知っていますか?これは僕の心に残る、いや、忘れられない漫画の1つです。

マンガは全7巻で完結となっていて2016年に映画も公開されました。そして僕が忘れられないのには理由があります。話の主軸にもなるヒロインの子(西宮硝子)が、聴覚障害の女の子という設定だからです。

もちろんこれだけでは、シナリオを知らない方からしたらまだピンと来ないかと思いますのでシナリオを簡単に説明します。

聲の形とは

主人公の石田将也は、高校3年生ながらアルバイトで貯めた170万円を母親の眠る枕元にそっと置き、自分を終わらせようとするところから物語が始まります。

石田将也は小学6年生の時にとある転校してきた女の子と出会いました。それがこの物語のヒロインである西宮硝子です。
彼女は聴覚障害を持っており、補聴器をつけて生活しています。会話をするときは「筆談用ノート」を使うのですが、周囲には上手く馴染めずに疎まれてしまいます。

そしてそれは日を追うごとに悪化してしまうのです。そのメインにいた人物こそ石田将也だったのです。
その中で起きていた1つの事件が「補聴器の故障や紛失による損害」です。

これを機に西宮硝子は学校を転校、石田将也はここから逆の立場になってしまったのです。
中学生になっても石田翔也は孤立し、いつしか人間不信に陥ってしまいました。

これがこの話の冒頭にもつながる石田将也の背景です。

その後、思いとどまった石田将也は、手話サークルをやっている教室に向かい西宮硝子と再開します。
そして物語は大きく動いていくのです。

大きく取り上げられている内容が障害でありますので、僕としては胸の中をグチャグチャにされたような感覚もありました。それでもこの漫画を忘れられないのはヒロイン西宮硝子の家柄にありました。

聲の形の西宮家とは

僕の中で西宮家はとても強い人たちの集まりだと思いました。
西宮硝子、姉思いの妹、いつも強くある母親、優しく寄り添う祖母の4人で暮らしているところから始まります。

映画では母親と妹のキャラが強いため、最初は好きになりづらいのですが、これは西宮硝子を想うが故の行動だとわかったときは胸を打たれました。

母親が周りにも強くある理由、妹がある写真を撮り続ける理由。すべて愛情が詰まっているなと感じられます。

そして漫画では西宮家の回想シーンがあるのですが、僕はこれをみた時に握り潰されるかと想うくらい胸が締め付けられました。

聲の形から僕が感じたこと

そして僕が思うことは、ヒロイン西宮硝子から「生きるのって大変だ」っていう共感に近いものを感じました。

障害の種類は違いますので、受ける痛みはもちろん違います。

でもやはり近いものを感じる瞬間があって心に残っています。

それでは、今日もご覧いただきありがとうございました。

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