こんにちはごうです。
突然ですが、皆さんは自分の話し方に気を付けていますか?
特に相談された後避けられているように感じる。
自分の周りは人が寄ってくるのに、自分には寄ってくる人がいない。
なんて事はありませんか?
今回の記事はこのような疑問を抱いている人に向けて、メンタルヘルスマネジメントの勉強をしている僕が、そこで得た情報を公開します。
メンタルヘルスマネジメントで重要な事は「相手に寄り添う」事にありますので、接し方の改善には大きく役に立ちます。
ですのでこの記事を読む事で
・嫌われる話し方を知れる
・嫌われない話し方のコツを知れる
このようなメリットがあります。
嫌われる話しの聞き方とは
それでは早速ですが、嫌われる話し方とはこのような話し方をしている人です。
いかがでしょう?心当たりのある方はいませんか。
自分の話し方を振り返るタイミングはあまりないと思いますが、今ここで胸に手を当てて思い返してみてください。
①腕組みする
話を聞いている最中に腕組みをして聞いていませんか?
イメージとしては、上司と部下のシチュエーションだとわかりやすいですね。
この腕組みをする行為は、話している側からすると「話を受け入れてくれない」と言ったような印象を与えがちです。
心理学でも腕組みは「心が閉鎖的になり、外部の情報を受け入れにくくなる」とされています。
もし無意識のうちにやっているのであれば、手を膝の上に置いたりするようにしていきたいですね。
②目を合わさない
忙しい時に限って相談事を持ちかけられたり、話しかけられたりする事ってありますよね。
しかし逆の立場になって考えてください。
もし仮にどうしても相談したい事があって、勇気を振り絞って聞きに行った時に目を合わせてもらえなかったとしましょう。
あなたはその相談相手に再度話しかけようとしますか?
もし振り返った時に思い当たる節があった場合、これからは小学校低学年くらいの子供に話しかけられた気持ちでいると、改善できそうですね。
③煩わしそうに聞く
何度も同じ内容を質問されたり、さっき言ったであろう内容を繰り返し聞かれると誰でも煩わしさを感じますよね。
僕もあります(笑)
しかしグッと堪えて、先ほどと違う言い方で回答してみてください。
「この人にはさっきの言い方では伝わらない。もっと易しい言い方に直して伝えよう!」と。
これだけでも相手は満足してくれますし、何よりあなたの信頼度はUPしますよ。
④話の腰を折る
よく聞くシチュエーションとしては、夕食時の夫婦の会話でしょうか。
今日あった出来事を話したい妻と、結論を当てたがる夫。
男性脳と女性脳があって性格も様々なので解決策は色々あると思いますが、聞き手はできるだけ待つことを心がけるといいですね。
そのときはぜひ、聞いているあなたもその出来事にでくわしていたことをイメージしてみてください。
いつもよりも聞き上手になれるはずです。
⑤説教、批判、評価する
これに当てはまる人は正義感や責任感が強かったりするかもしれませんね。
しかし話し手の求めているものと、少しズレてしまっているかもしれません。
悩み事や不満を聞いている時に起こりがちですので、乾いたスポンジのように受け止めてあげるだけで良かったりもします。
大体話し手は自分の中である程度答えが固まっていますので。
⑥アドバイスする
これも上記と同じですね。
話し手の求めているものは「共感」だったりするのがよくあるパターンです。
もし仮にアドバイスを求めている時は「あなたはどう思う?」と言った具合に聞かれますので、その時にだけ答えてあげるようにしてみてください。
意外と聞いているだけなのにお礼を言われるなんて事が多いです。
⑦上から目線
正義感から白黒はっきりつける事は悪いことではありません。
しかしポイントは相手の立場に立つ事にあります。
そして正義感で話すのではなく、相手が気持ちよく次の行動に移せるかを意識して話す事にあります。
相手の横に立って背中を押してあげるイメージを持ってみてください。
⑧結論づける
前置きが長かったりすると、ついつい結論を急いでしまいますよね。
しかし急いでしまうと上記の③煩わしそうに聴くや、④話の腰を折るにつながり兼ねません。
もし仮に仕事であったとしたら話す技術がないだけなので、途中で話の整理をする時間を作り、結論を導いてあげるようにしてみてください。
話を整理しながら結論を聞き出す事ができますよ。
⑨知識をひけらかす
相手のためにと思って話をしていると思います!
その気持ちは素晴らしいですが、今はグッと堪えてください。
相手の話を聞く事が今やるべき事になりますので、話を被せないようにしましょう。
ただし間違えた情報であれば疑問形で聞いてあげると相手の花につきそうにないですよね。
「それって〇〇じゃなかった?」というように。
⑩否定的
話を聞いていると疑問が生まれてきたり、可能性の低さを心配したくなるのは当たり前です。
そこに否定的な返答をしてしまっては険悪ムードになってしまいます。
そんな時には「Yes But法」を使ってみてください。
使い方は「それはいいね!でも〇〇って事は考えられない?」と言った具合です。
話し手としても受け入れてくれいていると感じて話してくれるはずです。
この返し方はNG
いかがでしょうか?
嫌われる聞き方には10個のポイントがあるのですが、それに加えてやってはいけない返し方も存在します。
このような相手を突き放してしまう発言をしないように気を付けましょう。
そして相談相手はこのような事で悩んでいるのが大半です。
・相談内容が整理できてない
・解決の手段がわからない
・取るべき行動がわからない
相手が不安を抱えているので、そんな時は一緒になって相手の抱えている情報を整理してあげる事に限ります。
そうする事で自分も相手も現状がハッキリしてくるのです。
嫌われる話しの聞き方から卒業するには
話を聞く側として頭の中に入れておきたい事があります。
それはアサーションです。
自分も相手も尊重した上で自分の意見を言う事です。
どちらかが否定的になってしまっていてもダメです。常に相手に寄り添って、相手のレベルに合わせて聞いてあげる。
もちろんダメな事に対してはダメだと言うべきですが、気持ちまでは否定しないようにしてみてください。
嫌われる話しの聞き方まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にまとめてみます。
嫌われる話し方は10個のパターンがありましたね。
①腕組みする
②目を合わさない
③煩わしそうに聞く
④話の腰を折る
⑤説教、批判、評価する
⑥アドバイスする
⑦上から目線
⑧結論づける
⑨知識をひけらかす
⑩否定的
これらを避けるだけでも、あなたは人から好かれる話し方をする事ができるでしょう。
そして次にNGな返答です。
「何言っているかわからない」
相手も整理ができなくて答えがわからないので、まずは相手の情報を整理する努力に努めてください。
親身になって聞いてくれるあなたは信頼度が高いはずですよ。
そして話を聞く際に重要なのは「アサーション」でしたね。
自分も相手も尊重する事。
これこそが対等な立場に立って話を聞く努力につながります。
ぜひこれらのポイントを抑えて周りから好かれる人になってください。
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