ぼくは怒っています!
障害者を格下に見ている発言を聞いたので、怒りが湧き上がっているのです!!
本文に入る前に1つ聞きます。あなたは障害者についてどう思っていますか?
弱い人ですか?
かわいそうな存在ですか?
それとも醜い存在ですか?
間違った認識を持っていると、障害者との溝は埋まることはありません。むしろ広がっていくでしょう。
だからこそ、声を大にして言いたい!
障害者は格下じゃない!!
って。
この記事では、ある日のぼくの体験をまとめました。
これを読むと、障害者と普通の人には格差がない事がわかります。
この記事を障害者になったつもりで、読んでみてください。
障害者は普通の人より格下ではない
結論から言うと、障害者は普通の人との格差はないと言えます。
理由は簡単です。
- みんなと同じ地球に住み
- みんなと同じ人間という生物で
- みんなと同じご飯を食べ
- みんなと同じように睡眠をとり
- みんなと同じように生きている
からです。
つまり、障害者だろうが障害者じゃなかろうが、みんな同じ人間だからです。
もちろん、賢い人がいたり貧しい人がいるのが現実ですが、それを理由に格の差をつけるって、おかしな話ですよね!
だって人より勉強したり、人より稼ぐことでその差を埋められますから。
では、障害者はどうやって埋めるかというと、義手や義足などのサポートアイテムを使ったり、サービスを受けることで普通の人に近づけます。
例えば、ぼくは左手がありませんが、義手を使う選択肢もありますし、行政のサービスを受けて学習や筋トレをしやすくなります。
このように格差が出ないように、国が対策をしてくれている以上、格差なんてないんです!
つまり、障害者であっても格差差別を受けるいわれはないのです。
まさか障害者をかわいそうな存在と思っていないか?
ところで、障害者のことをかわいそうだと思っている人はいませんか?
たしかに僕たち障害者は、生活において大変に思うことはたくさんあります。
しかし、だからといって、かわいそうな存在ではありません。
ちょっと考えて見てください。
もし交通事故に遭って腕を骨折しまった場合、あなたはどう感じますか?
もちろん、大変な思いをすることになりますが「かわいそうな人だと思って欲しい。」なんて考えないですよね。
手伝って欲しいことはあっても、同情なんてしてほしくない。
障害者だって同じです。
つまり、障害者だって普段の友達のレベルで、接してもらいたいんですよ!
手伝ってもらうことは、きっとあるかもしれません。
しかし、そばにいてくれる人には同情はされたくはないのです。
障害者も普通の人と平等な理由3選
先述したとおり、障害者と普通の人とは平等な関係にあります。
もし仮に、かわいそうな存在だと思っているのであれば、それを覆せる理由を述べましょう。
- サポートアイテムで普通の人と差を埋められる
- サービスを受けることで経験を得られる
- 理解してくれる人から助けてもらえる
このように、普通の人とも渡り合える環境は、つくられるのです。
以下で、どのように差を埋めるのかを簡単に説明しますね。
サポートアイテムで普通の人と差を埋められる
この、サポートアイテムはいろいろあるのですが、
- 義手や義足
- 車椅子
- 補助具
などがあります。
これらを使うことで、両手でしっかり支える事ができたり、難しかった移動が可能になったりと、目的達成のための手段を可能にしてくれます。
例えば、ぼくは左手がないのでこれを使っています。
これはハンドルスピンナーという、ハンドル操作を簡単にしてくれるアイテムです。
これを使うことで、ぼくは自動車を運転できるようになります。
これは普通の人も使えるアイテムでもあります。
詳しくはこの記事でまとめてあります。
つまり、このようなアイテムを使うことで、ぼくたち障害者は普通の人と同じくらい、自由になる事ができるのです。
サービスを受けることで経験を得られる
次に、障害者は各種サービスを受ける事ができます。
サービスを使えるものは、以下のような例が挙げられます。
- 映画館で料金が割引される
- 新幹線などの乗車賃が割引される
- 水族館などの各種施設の入場料が特別料金になる
- 娯楽施設の利用料が割引される
- スマホの料金が割引される
これらが挙げられます。
先日、ぼくが利用した映画の割引についてです。
このように、ぼくたち障害者はサービスを受ける事ができるのです。
これで何が平等になるの?って思っていますか?
これは、サービスを受けることで様々な経験値を積む事ができます。
つまり感性が磨かれたり、行動範囲を広げてもらえていることにつながっているのです。
このサービスを受けることで、ぼくたち障害者は不便ながらにも、多くの知識を得る事ができるのです。
理解してくれる人から助けてもらえる
そしてこれは、人の暖かさを一番感じる点です。
だって、ぼくたち障害者のできないことを、手伝ってくれますので。
やはり、どのサービスやサポートアイテムよりも、一番嬉しいですね!
ぼくの場合、左手がないから重たい荷物を持つ事が大変です。
もちろん、持てなくはないのですが手伝ってもらえると、ものすごく嬉しいんです!
このように、平等というよりも寄り添ってくれるので、暖かさを感じる事ができます。
まぁこれを平等というのは誤解を招きそうですが。。。
手伝ってくれることで、普通の人が僕たち障害者のことを考えてくれていると考えれば、上下ではない並列な関係でいられる気がします。
例えば運転が苦手な友達と出かける時は、運転を買って出ますよね?
そんなイメージです。
障害者と普通の人との格差を生むのは些細な考え方から
では、なぜ障害者と普通の人とは、格差が生まれると思いますか?
それはきっと、些細な考え方の誤差からだと、ぼくは思います。
このツイートを見てください。
これは実際にぼくが体験した話です。
皆さんはこれを見てどう思いますか?
ぼくは「障害者だから大切にするっておかしいだろ?」って思いました。
なぜなら、大切にするのは当たり前で、大切にする理由に障害者ということは関係ないと思っているからです!
それにこれでは、障害者は格下で普通の人が上みたいなニュアンスを感じませんか?
ぼくはこれが耐えられません!
これまでずっと述べていたように、障害者と普通の人には格差はないと考えていましたので。
もちろん発言者の語弊があったのかとも思いますが、そうやって考えさせてしまう環境も原因なのかとも考えました。
だからこそぼくは、ぼくの気持ちや行動を発信していこうと考えています!
ぼくの行動は「障害あっても自由になれる」が軸にあります。
これを発信することで、このような誤解をできるだけ減らしたいと思っています!
このような悲しい考え方は、障害者の見方が変わればきっと変化します。
ぼくが自由に生活を送れるようになれば、障害者の認識も見方も変わると思っています!
つまり障害者と普通の人に格差はない
そして、最後にもう一度伝えておきます。「障害者と普通の人との格差はないっ!」って。
理由はこれまで述べてきた通り、ぼくたち障害者も地球に生まれた同じ人間です。そしてアイテムやサポートを受けることで、普通の人と大差なく生活を送ることだってできるのです!
しかしその気づきは、まだまだ足りないと思います。
なぜならぼく自身、障害者として生きやすいと感じたことはまだありませんので。
これは理解のない人からの差別的な目だったり、発言がある証拠とも言えます。
だからこそぼくは、そんな障害者への誤解や理解不足をなくすように、発信活動をします!
「障害あっても自由になれる」を軸に、ぼくが自由になることで障害者への認識が変わると思っているからです。
そして、ぼくが自由になれば、障害者の可能性を知ってもらえて、考え方の差や間違った誤解を解きやすくなると思っています。
そのために、今から何度でも言います。障害者と普通の人との間に格差はないと!!
まとめ
今回はぼくの体験をもとに、障害者と普通の人との格差はないって話をしました。
ぼくの考えでは、障害者だって人間である以上、みんな平等です。
そして不便があったとしても、アイテムやサービスで埋めることだってできます。
このようにぼくたち障害者は、自由になれるのです。
そしてその自由を目指しているのが、ぼくです!
まだまだ生きづらい世の中ですので、まずぼくが自由になって障害者の可能性を示していきます。
そしていつしか障害者の認識が変わって、お互いに助け合えるような世の中にしていきたいものです。
ご意見お聞かせ下さい