障害者でも水泳はできるスポーツの1つです。
その理由の1つとして僕は小学1年生の頃から水泳をやっていました。
少年団には6年間入団していましたので、4種目ともしっかり泳げるようになりました。
そこで今回は、僕のような障害者でもできるという根拠と、継続してきたことのメリットをお話しします。
水泳は障害者でもできる根拠
自分がやってきた上で、見つけた根拠はこれです。
- 僕が少年団を6年間やり抜いた
- パラリンピックでは自分より重度な人もやっていた
- 特別必要な道具はない
この3つです。深掘りしていきます。
僕が少年団を6年間やり抜いた
これは卒団記念にもらった目覚まし時計です。
最終学年である小学6年生まで継続できた証でもあります。
僕の場合は生まれつきの障害ですので、入団当時から片腕しかないスイマーでした。
しかし僕だけ特別なメニューをやった事も、その記憶もありません。
そして、このスポーツ少年団の一番上のクラスにもなれましたし、大会にも出場させてもらえました。
パラリンピックでは自分より重度な人もやっていた
パラオリンピックの存在は知っていたのですが、その中でどんな人が選手として出場しているのかが僕は知りませんでした。
しかし調べてみると障害の種類や程度によって細かくクラスを分けて競技をする事を知りました。
こちらはクラス分けを始めパラ水泳のホームページになります。
僕のような四肢障害はもちろん、視覚や聴覚、知的障害にクラス分かれていますので、幅広く認められていることが分かりますね。
特別必要な道具はない
水泳なので、水着とキャップとゴーグルがあれば誰でもできます。
これは例外があるのですが、僕は左前腕だけないので特に大きな問題はなかったです。
周りの(身体的)サポートももしかしたらあったかもしれませんが、特に気づくことはなく6年間の少年団時代を無事に終えることができました(笑)。
また先ほど言った例外についてですが、こちらをご覧ください。
お分かりの通り視覚障害の方には、長い棒を使って壁の接近を伝えます。
他にもスタート時のサポートを必要とする方もいるので、その場合に関しては道具や周りのサポートが必要となります。
水泳を続けたことのメリット
僕は少年団を6年間継続したのですが、それを踏まえて良かったと思うメリットがこちらです。
- 学校の授業でみんなより泳げる
- 通っている学校以外の友達が増えた
間違い無いと言ってもいいほど、学校での水泳の授業には困る事はありません。
僕が実際にそうでした。
水泳をやる上での心構え
そして僕として最新の注意を払った方がいい点が1つあります。
それは障害部分が見られてしまう
という事です。
これは本人次第というのもありますが、不快に思うのであれば、無理にやる必要はありませんね。
僕の場合は周りにも恵まれ、周りの視線を不快に思った事はありませんでした。
ただもし僕が物心ついた歳になってから始める事になった場合、メンタル的に辛い思いをするのではないかと思います。
水泳は続けられる
そして水泳は長期的な趣味としても成り立つスポーツでもあります。
僕は縁あって卒団した少年団のコーチとして、少年団の運営に携わらせてもらっています。
今思うと在団中から現在に至るまで、本当に周りに恵まれているなと感じています。
それでは今回もご拝読いただき、ありがとうございました。それじゃあまた明日!
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